有毒物質を含むハーブ
ハーブ (herb) は、元来ラテン語で草本性の植物、つまり草を意味し、一般にハーブという場合、特にヨーロッパで薬用の薬草やスパイス等として有用な草全般を指す。劇薬として有用なものをも含むため、いわゆる有毒植物もハーブに含まれる。また、毒性が少なくとも大麻のように法律によって規制され、栽培に許可が必要なものもあるため、注意が必要である。
以下のハーブは、有毒で食べられない。誤って食べると、嘔吐、下痢、呼吸障害、循環器障害などの中毒症状を起こし、血圧上昇、昏睡状態で、死に至ると文献に記載されている。またこれらの植物を触った手で目などを触ったりすると障害がおきるので注意が必要です。栽培の時は手袋などをするとよい。
アドニス、アルカネット、クリスマスローズ、ドイツスズラン、ピオニー、フォックスグローブ、ペリウィンクル、ロべりア、キキョウ、ヤマトリカブト、ベトニー、マオウ、カロライナジャスミン、ドクニンジン、ドクゼリ
など
ハーブ参考図書
ハーブカタログ―色で引く、名前がわかる400種400種に及ぶハーブについて、それぞれの利用法を詳しく解説する。
花の色別の写真から引けるので、ハーブの名前が簡単に分かる。
栽培法、和名、科目、開花時期、草丈、効能などのデータ満載。〈ソフトカバー〉
花とハーブ―おいしいカタログ
さわやかで美しいさまざまな花のサラダ、色鮮やかなフローラルパン、ふじの花のてんぷら、ハッカリキュール、カタクリのスープ、そして料理を飾る花や若葉。
身近な花とハーブを丸ごと食卓で楽しみましょう。
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ハーブ事典―ハーブを知りつくすAtoZ
副題に「ハーブを知り尽すA to Z」とあるとおり、これ1冊でピタリとハーブのことがわかる本である。
全体は6章に分かれていて、「78種のハーブの解説」「クッキング」「家事」「美容」「健康」「103種のハーブの栽培」と各章充実した内容が盛り込まれている。ことに第1章のハーブの解説は楽しい。
写真もさわやかで美しいが、決してムード的でなく、ボタニカル細密画の趣きさえ感じさせ、花、葉、茎、種子、根などについても詳しい説明がついている。各ハーブの語源、伝説、日本語の呼び名、それに用途がきちんと解説してある。たとえばヤロウ(西洋ノコギリソウ)は、1枚の葉を手押し車いっぱいの生ゴミの中に入れただけで急速にゴミを分解してしまうほどの働きをもつし、コンパニオン・プランツとしても最高とか。
ただ名前のアルファベット順が学名によっているので一寸まごつく。後の索引で引けばよいのだが…。著者がイギリス在住なので、日本で一般的でないハーブも出ているが、ハーブ利用の参考や応用の仕方が各章から必ず見つかるはずである。(嶋本静子)
こころと体に効くハーブ栽培78種―ハーブのすばらしい魅力を味わうために
オリーブ、バジル、ラベンダーなど人気のハーブ78種を収録し、特徴や育て方、利用法をわかりやすく紹介しています。とくにハーブ栽培を楽しむために、苗からの育て方から寄せ植え、収穫法、殖やし方までプロセス写真で詳しく解説しています。ティーやお酒での楽しみ方、ポプリ、またスパイスとしての楽しみ方などハーブの利用法を特集。リラクゼーションや美容のための方法がすぐわかります。
はじめに
まだハーブガーデンなどがかなり少ない時代でした。
やがて、ラベンダーがTVや新聞でも紹介されるようになり、近くのラベンダー畑に撮影に行きました。
自宅の狭い庭にもハーブが何種類か植えられ、各種ハーブの撮影に行く機会も増えてストックも溜まりましたので、紹介の意味も含めて掲載することにしました。
写真をクリックすると600×400ピクセルに拡大表示します。
ハーブの利用法
食べられないが香りを利用できるもの。
両方を利用できるもの。
香り以外の非食用用途のもの
に大別することができる。
いずれも、利用する事で、大なり小なり薬効を得られるとされている事が多い。
しかし、特に薬用と謳われるハーブの中には、毒性が強く、用法や量を誤ると深刻な中毒症状を引き起こすものもあるので利用には注意が必要である。
ハーブはまた食材として味付け、香り付けにも使われたり、お茶(ハーブティ)として使われたりする。
香りを利用する方法としてはポプリや精油等としての利用がある。香りの持つ薬効も知られており、現在ではアロマテラピーの中で利用されたりする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歴史と文化
その歴史は古く、ヨーロッパではキリスト教発祥以前から使われており、ヨーロッパのキリスト教以前の宗教との繋がりが深いと思われる。古代エジプトではイチジク・ブドウと合せてヤグルマギクやケシの仲間が栽培された薬草園があった。
ハーブの1種、セージは、Sage と英語で書かれるが、これは賢者の意味もある。賢者が人々に伝えた植物がセージという訳である。
現在でも、ハーブが庭に生い茂っている家に住む人や、ハーブに造詣が深い人を指して尊敬を込めてハーブ魔女と呼ぶ事がある。
ヨーロッパ中世を襲ったペスト(黒死病)の蔓延を救ったのも、ハーブの知識とされ、例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされた。現在になってからの研究によるとこれらのハーブは抗酸化性が強く、免疫力を高めることが分かっている。
また、ヨーロッパのハーブの知識は、移民との接触によって北米先住民にも伝わり、北米先住民の使うハーブに、ヨーロッパを原産とするセージが含まれていたりする。
さらにハーブの歴史は様々な製品の語源からもあらわれる。一例をあげるならばソープ(石鹸)の語源は、ハーブの1種、ソープワート(Saponaria officinalis ナデシコ科)。全草からとれるサポニンを煮出して使用していたことから名づけられた。また、フランス語のサボン(savon)もソープワート(サボン草)からでシャボン玉のシャボンにもつながっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薬用植物
ギリシャ医学 ― ヨーロッパおよびイスラーム圏の伝統医学。本来の西洋ハーブはこのギリシャ医学の理論に基づいて診断・処方される。
アーユルベーダ ― インドの医学、起源前5000年から起源前10000年程以前からのハーブや医療の知恵の結集で、現在もインドだけではなく、世界各地で西洋医学とならんで使われている。
漢方、漢方薬 ― 中国を起源とする、古代からのハーブや医療の知識の結集。現在も中国、韓国、日本を始めとするアジアの国々や、世界各地で使われている。